今回は多くの人から相談される月5万円の収入アップを実現する方法です。
まず大前提としてこれはすごく簡単なことです。まだやったことない人にとっては給料以外の収入を得ることは難しく感じるかも知れませんが慣れてくると本当に簡単です。自転車に乗ることと一緒です。最初は難しいけど慣れれば出来て当たり前に思える。
さらに月5万円の収入アップは馬鹿に出来ません。実は2020年には既に800億円の時価総額があるラクスルという会社も最初は個人のアフィリエイトサイト「印刷比較ドットココム」から始まっているのです。
金額がいくらだろうが、自分でビジネスを作り収益を上げるというのは大変貴重な経験でビジネスのイロハが詰まっています。
月5万円どころか将来は800億円だって目指せる可能性があるのです。実は私自身が今年間数千万円の収益を得ている方法も思いつきと偶然から生まれたものでした。最初は週末だけの副業だったのです。
当時は私もなかなか上がらない収入に悩んでおり、その中で生み出したものでした。最初は辛かったです。月5万円でかなりの時間を使い、それが月8万円、20万円と駆け上がり始めたときは本当に嬉しかったです。ただ駆け上がったときは副業開始から2年経過したタイミングでそれまでは月20万円以下でした。
大きな収入を目指す、本業をはるかに超える可能性のある月5万円。
そのための一歩を踏み出すためのガイドがこちらの記事です。
月5万円稼ぐ方法は何があるのか
それではどうすれば稼げるのかご紹介します。私自身はほとんど自分でやったことがありますので内情はよく理解していると思います。
労働集約的な方法
労働集約的、平たく言うと単価が低い場合は時間の切り売り、アルバイトです。
効率性は悪いが時間を投入すればある程度は確実に稼げるのがこれです。ただし大きな成長を実現することは難しいです。
もっとも簡単な例はデータ入力代行(紙に書いてあることをエクセルに打ち込むだけ)のような時給300円も行くか怪しい仕事。これでは5万円稼ぐために200時間も必要となり現実的ではないですね。
労働集約には夢もあります。金持ちとされる弁護士も労働集約です。
彼らはタイムチャージと言われ稼働した時間に応じてフィーを受け取ります。
先程のデータ入力と違うのは資格があり(誰でも出来るわけではない、参入障壁が高い)、実績と知見の蓄積により大きな単価向上が期待出来る点です。
データ入力は弁護士と違い誰でも出来ます。また経験を積んでもせいぜい入力が少し早くなる程度で単価の向上は難しいでしょう。付随サービスを提供すれば少し単価は向上するかもしれないですね。
月5万円稼ぐ副業を調べると、例えばUberの配達員をする、招待状を書く、土日にアルバイトをするなど出てくるが当サイトでは全く推奨しません。まさに上限月5万円の副業というものばかりです。民泊というのもあるが今回の新型コロナウイルス騒動で分かった通り、風向きが変わればすぐに駄目になります。そうではなく、戦略的に考えることで月5万円が月20万円になる契機になります。
このように副業を選択するにも戦略が極めて重要なのです。
1,000億円の企業を作ろうとする戦略とは異なり重要なのは特にこちらの2点です。
・如何に自分しか出来ないことをするか
・顧客をどう捕まえるか
この2点が出来ることが副業の必須ピースです。
それぞれ解説します。
自分しか出来ないこと
こんなこと言われると「そんな特殊技能ない!」と思うかも知れないですね。
そんなことありません。今までの経験こそがあなたの特殊性です。
シングルマザー家庭に育った、離婚を経験した、不動産で大失敗した・・・実は世間から「失敗だ」と言われていることでよいのです。
ビジネスは基本的に悩みの解決。そう考えると失敗は悩みを生み出し、あなたの悩みは必ず誰かも同じ悩みを持っています。自分がその悩みを切り抜けたならばそれを同じ悩みを持つ人に提供すればビジネスとなるのです。
これが事業発想の基本です。
自分がコンプレックスとしていることをプラスに考えましょう。同じ悩みを持っている人は数十万人、数百万人日本にはいるはずです。
自分の経験を振り返り悩んだ経験とどう解消したか、これこそがあなたの希少性なのです。ちなみにこれは少ない人が持つ悩みでないと駄目です。
例えば美味しいものが食べたい、楽に移動したい、などは駄目です。もっと人に言いたくないような、世界の1%しか同じことに悩んだことがないようなものがターゲットです。理由は簡単で大きな悩みは企業が解決しようとするからです。
企業で事業を開始する際には必ず市場規模を考えます。要はその事業でどの程度の売上を期待出来るか。これが1億という事業なんてまともな会社はやりません。
そこに参入してくる企業はせいぜい数名の企業が片手間でやる程度です。
リクルートの新規事業では3年以内に売上100億円と言われます。競合しようがないのです。逆に企業が本気だすような領域で個人はビジネスをしては絶対に駄目です。
自分が可能性を見つけたように思っても違います。そこははるか昔に試されたけど売上が上がらなかっただけである可能性がはるかに高いのです。
まず最初は月商よくて100万円程度、企業やビジネスに慣れた個人も手を出さない超ニッチ領域を狙いましょう。これがスモールビジネスではもっとも重要です。
さて、元の労働集約的か否かのところに戻ります。例えば以下のようなものがあります。
・コンサル
・デザイン
・ライター
私はコンサルで日給30~50万円くらい貰ってますが正直異常です。周囲には時給1万円ほどの人はたくさんいるのでそのくらいまでは現実的です。
この考え方は簡単でコンサルの場合は今までの経験から得られた知識や考え方を売ってます。弁護士と近いですね。これが社内でやることに比べて社外に依頼したほうがよいなら外部への業務委託、つまりコンサルへの発注となります。
コンサルをする場合は企業が高単価で発注する業務はなにか、どうすれば正社員を代替出来るかを考えましょう。大半の大企業は正社員を面倒な存在だと思っています。
日本の正社員は雇用を守られる強い立場にあります。成果が上がろうが上がっていなかろうが首には出来ないのです。給与を下げようとしたら役員がまず役員報酬をカットする必要がある。そんな面倒な人ら雇いたくないし、基本給も上げたくないと考えている。これが企業の本音なのです。
これに対して「正社員を雇うより私に依頼しませんか?成果が出なかったらお金は必要ありません、駄目だったらいつでも切って下さい」これは大変魅力的な提案なのです。
提案先の企業がどのような人を正社員として雇っているか考えてみましょう。経営企画があればコンサルのニーズがあります。デザイナーがいればデザイナーのニーズがあります。
ここで一つ注意は個人相手のビジネスはパーソナルジムや高単価の営業などチャンスはかなり限られています。例えば個人相手に似顔絵を書くビジネスなんて全く儲かりません。個人相手のビジネスは要検討です。
基本企業相手がよいですが、どうすれば営業出来るのか?が課題になるかと思います。後でこの点については書きます。
さぁここまでで労働集約的な副業について書きました。要は正社員を代替すればよいのです。「面倒な社員よりも私に依頼してください、いつでも切って大丈夫です」という依頼をまず考えましょう。
収穫逓増型の副業
こちらは労働集約型より難易度が高く、時間も必要ですが大きな夢を見る事ができます。
労働集約型は時間に比例して売上が伸びますが、収穫逓増型の場合、最初に製品を作って売り出すというプロセスとなり売れれば売れるほど売上は上がりますが時間の増加は緩やかです。
売れる商品を企画して金と時間を投資するところに難しさがあります。難しい分、参入障壁は労働集約よりも作りやすいですね。
問題は何が売れる商品か、ということ。
商品作りで簡単な順にまとめると
情報<ソフトウェア<ハードウェア
情報が最も簡単な商品です。例えば多くの人が知りたい情報を1,000円で売りました。
これで商品です。情報商材なんて悪い名前もありますが、情報を売っている産業はたくさんあります。そもそも本も情報商材です。名前に惑わされないようにしましょう。
WEBサイトも新聞もそうですね。多くの人が知りたい情報を集めて売っているのです。
有料コンテンツと考えましょう。
副業としてよく話題になるアフィリエイトは無料で多くの人に情報を見せてそこに広告を掲載するというモデルですが、基本的な考えは同じ。売り物は情報なのです。
副業レベルでエンジニアでない人がするなら基本的に情報が売り物となるでしょう。
例えば車を作って売るというモデルは月5万円を目指して出来るものではありません。
情報のビジネスは基本的に情報自体で金を取るか、情報は無料で広告で収益化するかのいずれかです。WEBサイト運用というと後者のアフィリエイトに取り組む人が多いですが私は前者のほうが簡単だと思ってます。
顧客をどう捕まえるか
最大の課題ですね。労働集約型でも収穫逓増でも最も難しいのはどう売るか、だと思います。結論としてはマッチング型のビジネスをしているところを使う・組みましょう。
マッチングとは必要としている人とソリューションを提供している人を結びつけて仲介料を抜くモデルのことです。直接営業はしばらく慣れてからでよいと思います。
すぐに思いつくのはランサーズやクラウドワークスなどですが、無作為にするのはおすすめしません。低単価な仕事、金払いの悪い客で溢れているからです。
利用するなら誰に何を売るか、それは自分にしか出来ないか、を考えることです。
誰でも出来る仕事を安値で引き受けた先にあるのは疲弊でしかありません。
それではマッチング型のビジネスをしている会社は他にどこがあるでしょうか。
実はほとんどの企業がしています。ソフトバンクもそうです。
複雑化している今の時代、自社で作った商材だけで全てを作れる会社はそう多くありません。多くの会社は他社が作ったものでも顧客に提案してワンストップで提供したいと望んでいます。
そうすると探すべきは顧客の悩みに対してワンストップで全て提供したいが自社で持っているものがそう多くはない企業です。そこと組むのが成功の近道です。
私自身は新規営業で自分でテレアポしたりメールを打つということはまずありません。全て相手から商談が来ます。成約したら成約価格の30%が相手に入ります。相手はただ取り次いだだけで数十万円儲かるのです!30%というと高く感じますが、自分が新規営業をする手間を考えればそうでもありません。
これで私は研修やコンサルなど多くの商材を販売しています。
ちなみにアフィリエイトもASPと呼ばれる広告代理店を通じて成果報酬型の案件を獲得しているという点で代理店を使っています。やはり広告でも企業関連のビジネスをする以上は代理店は副業では必須です。
安定性を重視しよう
このサイトはサイトのドメイン名(small and steady、小さく着実に)を重視しています。一瞬だけ30万円稼げるけどそれで終わりというものは推奨していません。
瞬間的に稼ぐなら詐欺や勤務先の情報リークなどあります。
ただそれで欲しかった余裕は手に入りましたか?不安しか増えません。
私が推奨する副業は安定的に着実に稼げ、月5万円を大きく超えていく副業です。瞬間的にしか稼げないビジネスは結果的に非効率だとも思ってます。
結果的に月5万円を儲ける副業とは?
結論選択肢としてのビジネスモデルは多くはありません。
・ビジネスの知見があるなら:コンサル・研修
・強い興味を持っている商材があるなら:アフィリエイト
・痩せる・儲かる・モテる関連等の貴重な情報を知っているなら:セミナー、サロン、有料コンテンツ
・特殊技能があるなら:デザイナー、フォトグラファーなど
・取材や執筆が好きなら:ライター
この中でただのコンサルではだめなのです。「〇〇に凄い詳しいコンサル」のようになる必要があります。
その〇〇は自分の特徴から出すしかありません。そここそが副業の頭の使い所です。
そしてそこに頭を少し使いさえすれば月5万円程度はほとんどの人が実現できるのではないでしょうか。
ちなみにライターは固定客が付けば1記事1~2万円稼げるようになります。それでも足りなくなったら自分でサイトを持てばよいのです。ライターとして安定的に月5万円稼いでライティングスキルを上げて自分のサイトを持ちさらに上を目指すことも出来ます。
このように仕事を通じてより稼げる力を身につけるのが本を読むよりもプレッシャーがかかるので上達が早いです。
頭使わないで出来る方法はないの?
ここまで読んでいただいた方は「もっとこうすれば誰でも稼げる!」という方法を求めていたかも知れません。誰でも稼げる方法10!など。
残念ながらそうWEBにまとまっている時点で儲からないのです。
儲かるの基本は誰かと違う、自分にしか出来ないことだからです。
自分にしか出来ないことを如何に考え、代理店と組んで売るか、これが最も重要なのです。
上に一応安易な回答としてライターやデザイナーを書きましたが「それではデザインスクールにいこう!」というのは貧乏の始まりです。自分以外でも出来るからです。
デザインなら他のデザイナーには出来ないなにか、が必要ですしライターでも専門性が必要です。例えばシングルマザーの取材ならこのひとが一番!などの自分しか出来なさそうな特徴です。
これを見つけることが最も重要というのが今回のメッセージです。
そしてこれは社会的な成功である必要はありません。失敗でよいのです。
他人と違うことは何かを考えましょう。そしてその悩み・解消のセットが他の人にとっても解決策となりビジネスとなります。
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