「自分にしかできないこと」の見つけ方

さて、月5万円以上稼ぐ副業では自分にしかできないことを見つける必要があると解説しました。

副業の基本戦略についてまだ読んでいない方はこちらを御覧ください。

上の記事を読むと「自分にそんな特別なことはない」と悩んでしまうかも知れません。私もスモールビジネスの方法を学ぶ前のサラリーマン時代に「自分にしかできないこと」を見つけなさい、と言われていたら悩んでしまうと思います。

スピリチュアルな方向性に振ってしまったり、リーダーシップのような曖昧で何も役に立たない方向への発見を試みようとするかも知れません。スモールビジネスにおける「自分にしかできないこと」は意味が違います。

「特定領域において長期間、競争相手より努力できる」ことを指します。解説していきます。

自分の努力する特定領域を発見する

副業でもスモールビジネスでも、さらにはビッグビジネスでもですが、戦う領域が何よりも一番大事。努力ではないのです、領域です。

よくある話ですがfacebook創業者のマーク・ザッカーバーグがバングラデシュでラーメン屋をやっていたら現代最強の金持ちの一人にはなっていないでしょうし、Amazon創業者のジェフ・ベゾスについても同じです。彼もEコマースという大波が来たときの勝者でした。

それぞれ、SNS・Eコマーズという大波に乗った人間たちでした。

そしてその大波は誰から見ても巨大な津波だったので当然多くの競争相手がいました。数千人では済まないでしょう。数万、数十万を超えていると思います。その頂点が彼らというわけです。

10人の中で1位を目指せ!

スモールビジネスでは数十万人の戦いを抜けて最後の1人になる、という考え方はしません。最初から競争相手が10人ほどの領域を見つけるのが最初にして最大の仕事です。

何故競争相手が10人しかいないかというと、

・そこに機会があることを知らない

・知見がない

・ビジネスにしようと考えない

・努力し続けない

と、4段階で絞り込まれた結果としてせいぜい10名くらいしかいない領域だからです。

最後までやり続ける人であることでトップを目指すことが出来るのです。

様々な領域で8位を目指すという考え方もありますが1位と8位ではリターンは100倍以上違うのが常です。8位まで来たら後少し。1位まで戦い抜くことで月5万円どころか月100,200万円以上も目指すことが可能なのです。

日本市場を対象とする前提では

・興味が一定程度ある(500,000人)

・そこに機会があることに気づく(50,000人)

・ビジネス化できそうな知見がある(1,000人)

・ビジネスにしようとする(100人)

・努力し続ける(10人)

このくらいです。

日本全国で50,000人くらいは「これは儲かるかも知れない」と思っている領域を見つけて努力をし続ければ儲かるのです。

もっと広く考えれば500,000人(50万人)はそれなりに興味がある領域です。

目指すべき領域の目安

1億人以上の人間がいる日本において500,000人というのは相当少ない数です。

1%で100万人、50万人なら0.5%なので200人に1人です!

町中で聞いたら200人に一人が「興味があって結構知見がある」という領域ということです。

これが例えば「痩せる方法を教えたら儲かるのでは!」と聞いたら「競合も多いがそれは勿論そうだろうね、と60%ほどの人が同意してしまうでしょう。

そうではありません、200人に聞いて199人が「何かあるのかも知れないがよくわからない」と言うような領域を見つけることがスモールビジネスで最大の仕事なのです。

上の割合は勿論知見のある人に聞けば割合はぐっと上がります。あくまで町中でランダムに聞いた場合の数なので必要以上に臆さないでください。たとえばシングルマザー向けサービスをシングルマザーの中でアンケートとったらその割合が上がるということですね。

自分の経験に目を向けろ!

その領域はどうやって見つけるのでしょうか?

これは基本的に経験です。

例えばWEBや本に書いてあることをざっと見てまとめるだけでは特徴として全然足りません。今までどのような人と違う経験があるでしょうか。

とある地方から上京した、とても騒音がうるさい部屋に住んでいる、通勤ラッシュの乗り越え方に1年考え続けた、とにかくきゅうりが大好きだ、激しい失恋・離婚を経験した、特定のオタクである、変わった趣味を持っている、風変わりな業界で仕事している・・・

とにかく特殊性のある経験を書き出してみよう。

特に仕事関係は後で収益化しやすく、また勤務している限りフレッシュなネタが入り続けるのでおすすめです。

「美味しいものが好きだ」「散歩が好きだ」とかは駄目です。特殊ではなく普通すぎます。

その経験の中で

・リアルタイムで更新されてネタ切れしない

・1/200しか興味を持っていなさそう

・可能な限り「金」に近い

という領域を探します。

「可能な限り金に近い」は後で収益化するときに大きな影響を持ちます。

例えば「〇〇業界の金儲け」「〇〇業界での転職」というのは金に近いですね。収益化しやすいです。

一方「東京都内のバードウォッチング」は収益化しづらいです(悪くはないですが)。

また「リアルタイムで更新されてネタ切れしない」も重要です。過去経験だけだとすぐにネタが切れます。10代の昔ばなしで何年もビジネスは出来ません。

さて、出来ましたか?チャンスが少し見えてきたのではないでしょうか。

転職、副業、金儲けなどはどストライクです。生活や趣味になると金へのアクセスは下がりますが特殊であることをとにかく重視しましょう。

200人に1人しか知らない領域までたどり着きましょう。

ここまでくればスモールビジネスの成功はぐっと近くなりました!

長期間努力する

さて、例えば自分が好きなテーマが見つかったとします!

例えば千葉タクシー業界での転職、そそりますね。

WEBサイトをさっそく作ってみました、記事を書いて転職サイトへアフィリエイト。

しかし、うまく行かないでしょう。

いや、上で成功に近くなったとか言ったじゃないか!と思われるかも知れませんがビジネスは当初の思い通りに行くことはまずないのです。様々な研究がなされ、多くのノウハウが紹介されていますが絶対に思い通りに行きません。

問題ありません。

上で紹介した世界最強の成功者であるマーク・ザッカーバーグもジェフ・ベゾスも最初から全て成功しているわけではないのです。成功へのプロセスの一部なので気にしないでください。

こういった小さな苦労を乗り越えながら軌道修正しながら1年以上努力出来て始めてスモールビジネスは開花します。盲目的に努力するだけでも駄目です。KPIを見て状況に応じて柔軟な判断が必須となります。

上ではアフィリエイトの例を紹介しましたがライター、デザイナー、パーソナルサービス、コンサルなどなんでも同じです。自分の領域を見つけて失敗を乗り越えながら努力する。これがスモールビジネスの王道です。

私自身アフィリエイトで年間300万円ほど稼げるようになるには1~2年はかかりました。

自分の領域で長期間苦労しながら努力!

スモールビジネスにおける「自分にしかできないこと」の正体について理解頂けたでしょうか。次以降の記事は実録として私がどう乗り越えてきたかも含めてご紹介していこうと思います!

月5万と言わず、大きく超えて人生を豊かにするスモールビジネスを手に入れましょう。

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