youtube、最近はすっかり普及しましたね。サービスの開始は2005年、長い時を経てマーケティングの主役となりました。
新型コロナの影響で暇な人も増え私の周囲でもyoutuberを始める人が増えました。ただ全然稼げてない!当然です、戦略がないからです。
そこで今回はyoutuber,youtubeで稼ぐ方法5つを解説しました。まだまだ動画マーケティングにはチャンスがある!
youtuberは動画広告市場の媒体運用者
youtuberは職業ではなく・・・拡大する動画広告市場の媒体運用者として捉えるべきです。
こちらサイバーエージェントが調査した動画広告市場の予測です。2020年は3,289億円。この金の一部が企業から出てサイバーエージェントやUUUMのようなyoutuber事務所や代理店googleを経てyoutuberに落ちていきます。
この3,289億円の中にはfacebookに落ちたりする分も含まれるのでyoutuberや媒体運用者には累計1,000億円程度が行くという感覚でしょうか。この1,000億円を奪い合うのがyoutuberたちです。
私はマーケティングの事業もやっているので感覚はありますが動画広告はまだまだ伸びます。そして2018-2019年は芸能人が一気に参入しyoutubeが広告市場においてメジャーになった年と感じました。そして激戦が発生し周辺市場も育っています。
広告主は未だに動画広告の活用へ大きな興味を持っていますが、正直どう活用すればいいのか分からないながら手探り状態の広告主が多い。こんな混沌とした市場にこそチャンスがあると言えます。
競争は5年前よりはるかに激化していますが、まだ混沌とした市場!これはチャンスがあると言えます。ただし戦略があれば。
youtubeで稼ぐ方法5つ
さて、youtuber、youtubeで稼ぐといっても方法は5つあり、それぞれ戦略が異なります。
こちらの3つです。
・アドで稼ぐ
・タイアップで稼ぐ
・有料課金で稼ぐ(おすすめ!)
・別商材への送客で稼ぐ(おすすめ!)
・運用代行で稼ぐ
とにかく再生数!アドで稼ぐ
こちらがyoutubeで稼ぐ、というと一番最初に思いつくのではないでしょうか。
とりあえずチャンネル登録と再生数を伸ばせばよいのだろうと思っているあなた、そこのあなたです。
再生数が稼げそうなゲーム、エンタメ、ペットのジャンルで動画を作っていく、この戦略は正直厳しい。なぜなら誰でも思いつく方法は先行者が大量におりそう簡単に先輩は追い抜けないから。
部活に入部して初日から3年上の先輩追い抜けるわけないですね。そんな先輩が何十万人いて稼げるのはごく一部です。上位1%程度ではないでしょうか。
この市場で稼ぐ方法は新たなブームを見つける方法です。
動画マーケティングは毎年何かのブームがあります。
例えば漫画朗読。
素人が書いた漫画を素人が読み上げるという出てきた当初は「なんだこれ!?」と言われていましたが一気に再生数ランキング上位に食い込むほどに成長しました。
最近はLINEをスカッと動画も流行しています。
このようなブームがあるのが再生数系です。
新ブームを早いタイミングで捉えない限り勝負になりません。
伝統的にフィッシャーズやヒカキン氏が続けているような「やってみた系」
素人が参入しても勝負にすらならないでしょう。
再生数数十、収入ゼロという動画を生み出して終わりです。
アド系でとにかく重要なのは新ブームを見つけること、そのブームが続いている間に一気にチャンネル登録者数を増やすこと、そしてブームが終わったら次のブームに移ることです。
やってみた、ペットかわいい、子供かわいい、など伝統的な上位プレイヤーがやっているコピーは勝負にもならないです。
思い返せばヒカキン氏も最初はこういった特徴が薄い方法ではなくボイパで駆け上がりましたね。
ブームに乗ってチャンネル登録者数、再生数を稼げるようになりGoogleのアド(1再生目安0.3円程度)を掲載するか自分で直接案件を取りに行くかどちらかですが、まずやりやすいのはGoogleアドでしょう。
タイアップで稼ぐ
さらっと解説します。
タイアップとはオリジナル動画を作って欲しい企業から動画制作費・広告費両方とも取る方法です。チャンネル登録者が増えてくると企業からアプローチが来ることもあります。
重要なのは2つ。
・チャンネル登録者数
・特徴
登録者数が重要なのは言うまでもないですが、その登録者って誰?というのが企業側にとっては重要です。
10代女性なのか30代男性なのかで出すべきタイアップ広告は全然違いますね。
例えば下のものは「はじめしゃちょー」のタイアップ広告動画。
若い層が多いので漫画アプリの広告です。
この方法は特徴のあるチャンネルが出来てから検討するべき方法ですね。ややハードルは高めです。
有料課金で稼ぐ
メンタリストDaigoが稼いでいる方法です。
まさに彼こそが現代動画業界に王者と言える存在です。
Daigoさんはニコニコ動画とyoutubeを組み合わせてニコニコ動画だけで7億円以上稼いでいる化け物です。1人で営業利益は5億円以上は余裕であるでしょう。
ベンチャーがマザーズに上場すると言っても数十名で営業利益は1億…如何にスモールビジネスが強いかわかります。Daigoさんこそスモールビジネスの王者です。
彼の収益化方法は有料チャンネル+広告。
そして今回注目するのは有料チャンネルです。
自分の知名度とメンタリストという際立った特徴を存分に活かした方法です。
これを実現するには「有料でもみたい!」と思われるように無料で発信を続け、信頼を築きファンの一部が有料に流れるという構造が必要です。自分の強みを発見する方法はこちらの記事を御覧ください。
有料課金に流れるのはファンの5%程度。Daigoさんは13万人の登録なので少なくともファンは300万人近くいるでしょう。
これは強すぎですが、1万人ファンがおり、5%が有料化、つまり500人が1,000円月額払ってくれれば50万円になります。私もこういった方法で収益を得たことがありますが、これは十分に目指せるラインです。サロンでの課金も似たようなスタイルですね。
別商材への送客で稼ぐ
youtubeの広告や有料コンテンツで稼ぐというよりもyoutubeを1つのプロモーションんの場として捉える方法です。
マナブさんあたりはそうですね。広告収入もあるかと思いますがブログ立ち上げ講座へのリンクがしっかりあります。
このようにかけ合わせを増やしたほうが基本的に成功しやすいと知っておきましょう。
なぜかと言うと「とにかく再生数!」のように多くの人と同じ発想をするとアクセスを集める時点で難しくなってくるからです。
youtube動画で自社商材のアピールとなると、他人が狙わない検索クエリに対して動画でアプローチ出来る可能性があります。
例えば最近ではGoogle検索からyoutubeへの流入が相当増えてます。
上のように「月5万円 稼ぐ」で検索するとなんと動画が一番上に来ます。そしてその1位がマナブさんです。自社商材が稼ぐ系の商材なら実はSEOで上に来るよりもyoutubeで上に来たほうが流入を稼げる可能性があります。
youtubeはgoogleの子会社であり今後も検索結果に動画を出す流れは増加すると思います。
このようにyoutubeは1つの流入を稼ぐ方法として使うやりかたは自信のある商材がある人にはとてもおすすめです!
運用代行で稼ぐ
最後に運用代行スタイルです。
チャンネル運用で実績が出てくると「弊社もチャンネルを持ちたいのだが運用してもらえないか?」という企業のニーズに対応することが出来ます。
企業は基本的に自社でyoutubeチャンネル運用はしません。
例えば上のものは資生堂のチャンネルですが、当然資生堂が運用しているのではなく広告会社が運用しています。
資生堂は大手すぎて個人がリーチすることは不可能ですが、小さめの企業でyoutubeチャンネル運用で実績が出てきたら十分機会があります。
例えばこちらの内定チャンネルはDYMという人材会社が持つチャンネルですがそれを別企業が運営受託しております。
こちらも実績が出てからになりますが、こんな稼ぎ方もあります。
有名youtuberは何故稼げたのか
上の解説を見て「今の有名youtuberはそんな戦略的に参入したと思えないぞ!」と思った人もいると思います。
何故彼ら・彼女らが成功したのか、基本的にはyoutubeが稼げるかどうかも分からない、youtuberという言葉もない。その時代に参入して試行錯誤しながらやり続けたからです。
こちらヒカキンさんの2009年の動画。
夜の社員寮でビートボックス動画を何回も撮って、100%うまくいったと思えるものを厳選して、UPする。翌朝、起きてすぐにパソコンを開き、反応を確かめる。再生回数が伸びていたり、そうじゃなくても海外から視聴されたり、コメントが来たりしている。よっしゃ! と思いながら、スーパーに行く。それが毎日の支えでした。
そうやって少しずつ視聴者が増えていって、とうとう2010年6月17日、マリオビート動画がスーパーヒット。アクセスが急激に伸びていくのを信じられない気持ちで見ながら、僕はスーパーに向かう通勤電車のホームで、涙ぐみました。
あの喜びが、僕の原点です。
youtuberが儲かる!なんて話を聞いてから参入した人との違いが明確ですね。
ヒカキン氏のようになるには
・成長するプラットフォームに目をつける
・混乱期に参入し、試行錯誤を続ける
これしかありません。今では商品おもしろ紹介youtuberのヒカキン氏もかつてはビートボックスのクリエイターとしてプレセンスを獲得したのですよね。
今だと17liveやtiktok、かつてのインスタグラムもそうでしたね。
次は何でしょうか。そういった勝ち馬にのる思考がコンテンツクリエイターとしては欠かせません。
結論:有料コンテンツ・商材への送客を軸にしてチャンネルを展開する!
私の推奨はオリジナリティが活かせる有料コンテンツへの課金、商材への送客でyoutubeを活用する方法です。
アドで稼ぐ方法は組織的に運営出来るセミプロは戦えますが組織運営をせず1人で戦う場合は太刀打ち出来ません。
毎回の結論ではありますが、自分の特徴を際立てること、魅力的な商材を作ることが儲けの中心です。
youtubeで稼ぐ!は戦略的に行いましょう。
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