新しい生き方を手に入れよう

新たなサイトを立ち上げました。

このサイトの目的は新しい生き方の提示です。

余裕のある生活になるまで

まず簡単に自己紹介をします。

大学を卒業して普通のサラリーマンになりました。数年間勤務しおおよそ年収600万円。長時間勤務の会社でハードながらに充実した日々を過ごしていました。

ただこのまま勤務していても収入はそれほど上がるとも思えない。日々も似たような業務の繰り返し、大学を卒業し就職したときまでは何者かになれると思っていたけど、ただのつまらないサラリーマンになっていく自分に危機感を感じていました。

特に会社をやめようと決意したのは、同期と上司の愚痴で盛り上がってしまったとき。ずっとなりたくなかったろくでもないサラリーマンになっていました。

会社でもある程度手を抜きながら平和に過ごす方法も身につけていてしまいました。これではだめだ。こんなことではだめだ。焦る気持ちで一杯でした。

評価には実力だ、と言われながらも極めて政治的な会社にもうんざりしていました。

燃える気持ちで就職したはずの会社でしたが、それなりに仕事の楽しさは感じつつもすっかり普通の生活を送って自分の時間を無駄にしている感覚、無駄に年をとっていく感覚しかありませんでした。

そこから独立することを考え始めます。何者かになりたい、お金も欲しい、とにかく足りない！多くの人に相談した結果、独立して生きていけそうな方法も見つかりました。

今思えばここで会社をやめたのは素晴らしい判断でした。ここで会社にとどまっていたらと思うとぞっとします。

そこから数年働いて年収はかなり上がりました。生活も少し余裕を感じるようになりました。それでも全然足りない！一人暮らしで贅沢をしているつもりはないのに月末はいつもお金がありませんでした。

その後、収入を上げるためにかなり多くの取り組みを行いました。当初の思い通りになることはほとんどなかったのですが様々な事業に取り組んだ結果、サラリーマン時代の年収は数倍。30代中盤にしてはそこそこの成果ではないでしょうか。

具体的な方法を省略しましたが私がここまでのキャリアで多くのことに気づくことができました。特に世間で言われていることと大きなギャップがあるのはスモールビジネスの重要性です。

起業、というとシリコンバレーだテッククランチだユニコーンだと、万に一人も到達しない世界のことばかりです。私達がfacebookやgoogleの成功を見ても実はほとんど意味がありません。無理だからです。もっと直接的に役に立つことを探したいならスモールビジネスに目を向けるべきなのです。

スモールビジネスとは売上1億円、利益8,000万円のようなビジネスのことです。

私たちには上場もユニコーンも必要ありません。利益数千万さえ安定的に生み出す事ができればとても豊かな生活をすることが出来るのです。

世間では派手な成功ばかりが注目されスモールビジネスを確実に成功させるための方法、生き方はあまり注目されません。ユニコーンを目指すのと、着実に安定したスモールビジネスを目指すのでは全く異なった考えが必要であるにも関わらずです。

ここでスモールビジネスを成功させるために必要なのはビジネスのフレームワークだけではありません。特に一つ一つの人とのつながりがスモールビジネスでは決定的に重要となるため人づきあいも重要な要素です。

これらの内容を着実に実行していくことで安定的な高額収入は特に現在なにか特徴や強みがなくても十分に多くの人が実現出来ることに気付きました。周囲でもトップクラスの学歴や職歴がなくてもそれ以上の収入を実現している人が大量にいます。

確かに私は収入が独立・スモールビジネスにより格段に増えて余裕が手に入った人間の一人ではあります。そのおかげで素晴らしいことがたくさん起きました。

ただスモールビジネスが与えてくれるのは金だけではありません。多くの事業主と接し愚痴なんかとは縁のない世界で機会を発見し事業の創造に気の合う仲間と取り組む、これだけで素晴らしいことなのです。

スモールビジネスではベンチャーが面するような急激な組織の拡大により気の合わない人間と働く必要はあまりありません。ベンチャーの場合は自分のストレスよりもとにかく会社の成長が優先です。その環境では自分のライフスタイルを犠牲にして株価を上げるために人々を犠牲にしながら働くしかないのです。

正直必要ですか？それは。

起業家は大きなビジョンを描くべき、成功か、さもなくは倒産かという経営をするべき。

全くこう思いません。着実に自分も仲間も高収入に至る道がある。それでも株主とビジョンのためにそれを犠牲にする。多くの人にその判断は妥当でしょうか。

そうは思いません。安定に着実なスモールビジネスを持ち自分・家族・仲間を幸せにするべきだと思います。投資家の手のひらで踊るべきではないと思います。

勿論ビジョンのために全てを犠牲にする生き方は否定するものではありませんが全く万人向けではないのです。

この記事は2020年5月、新型コロナウイルス騒動のさなかに書いております。戦後最大の不況となった現在、先が見えず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そのような方々の力になりたいと考えております。